漏電という言葉はみなさんご存知だと思います。では漏電とは具体的にどの様な状態のことを言うのでしょうか?
ウィキペディアによると『漏電(ろうでん、英:an electric leak)とは、絶縁体の絶縁が破れたり、外的要因により導体間が電気的に接続されたりして目的の電気回路以外に電流が流れること。』と書いてあります。
う~ん、素人にはまどろっこしい説明ですね。
要は水漏れやケーブルの破壊などが原因で電気が外に漏れてしまう状態のことです。
そしてこの漏れた電気に触れば感電します。
その様な状態にならないためにも、水回りで使う電化製品にはほとんどのものにアース線がついています。
アースとは直訳すると大地のことで、電化製品が漏電したときに電気を大地に逃がすためのもの。
日本は二口コンセントが主流ですが、海外の高電圧地域は三口でそのひとつはアース専用のものが多いです。
日本の電化製品は安全性能が高いため、水回りで使う製品以外にはアースが無いことがほとんど。
しかし、水回りで使う電化製品はやはりアースをとったほうが安全です。
冷蔵庫や洗濯機、エアコンを使う場所のコンセントにはだいたいアースをとるネジがついていますので、必ずそこに緑色の線を取り付けるようにしてください。
万が一取り付ける場所がない場合は、水道管などにアース線を巻き付けるという方法もありますが水道管が地中まで金属である必要があります。
なのでわからない場合は電気屋さんでアース工事をしてもらうことをおすすめいたします。